「男女平等」、「雇用均等」など差別しないようにニュースや社会でよく見かけます。
それは小さい子どもたちも同じです
例えば「障害」と「障がい」についても長く論争として言われています
「害」という字は「さまたげになる、わざわい」などという意味があり悪いイメージが先行してしまいます
場合によって「障碍」という字を使われる論文もありますがあまり一般的には見かけないですよね
2003年頃から国や都道府県、市町村などで見直しをするようになりだいぶひらがな表記にすることも増えてきました
福祉でも色々な識者がこれについて論文を書いたりしています
「しょうがい」とは何か
※ここからは表記を「障がい」として記載します
みなさん「障がい」って何を連想しますか?
こういうことを聞くとよく返事として
脚が不自由、足、手がない、目が見えない、口が動かずしゃべれないなど人と違う所を指摘する方が多いです
どうでしょうか
脚がなければ現在は義足があって走ることが出来ます
目が見えなければメガネやコンタクトを入れれば視ることが出来ます
口が動かなければ目線や手でコミュニケーション機器を使って会話や仕事をすることもできます
どれも普通に生活を送ることが可能です
(そもそも普通が何かという話もありますが)
「自分がその人を見て可哀想だと思うかどうか」によって判断がそれぞれ異なるように思います
国や自治体などが配慮の実施を義務づけて「障がい者差別解消法」などを施行したりしていますが、逆にこれ自体が差別なのでは?ということを提起する方もいます
人それぞれ見方が異なり判断が難しいですね
こども ・ 子ども ・ 子供
昔から子供が一般的でした。辞書も子供で記載されいます
しかし、
・「供」という漢字が「お供」に連想し大人に付くものとして見える
・供養など神に捧げるなどの意味合いにも捉えられる
上記の理由で差別的との意見もあり子どもと表記することも多くなってきました
反対に「ども」にすることで複数を表す「共」にも捉えられ、個々が尊重されなくなる!という意見もあるようですね。
どちらに決定!ということはなくいまだに議論されていますが難しいですね
ただ最近 子どもをめぐる政策を担当する「こども庁」の創設を国が検討していますね
そこでは「こども」と表記しています
子どもの格差や尊厳、虐待などを防ぐ案を色々と検討する庁のようですが、こどもの表記についてではなく中身についてしっかりと議論して欲しいですね
今回は個人的な意見も含めてなのであくまで参考として見てください
またみなさんはどう考えているか一度頭の中で考えてみるのも良いですね
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