2021年までに住宅購入を検討すべきか否か
いったいどんな人がこのような状況下でも購入検討すべきなのでしょうか
私としては以下が考えられます
- いまの住まいを出る時期が決まってしまっている
- 子どもの通う学校が決まっていていつかが明確
- 土地を既に購入してしまっている
- 住宅補助金制度をフル活用させたい
上記のような方だと思います
数回にわたって住宅購入検討する中で住宅ローンについて
記事を書いてきました
また直近では最近話題になっている、ウッドショックによる住宅価格の値上げが
懸念されています
※参考記事
知り合いの方で現在注文住宅の打ち合わせをしているそうなのですが、
ハウスメーカーより材料値上げの関係で300万見積もり価格が値上がりして返ってきたそうです
※正直これはやりすぎな気もしますが…
既に着工していて契約済みであれば勝手に値上がりするのは違反なのでそれはできませんが
不安な方は依頼しているハウスメーカーへ問い合わせするのも良いかもしれませんね
タマホームでこれから建築する方の話
では今後見積もりや施工していく住宅は現在と同じ仕様でも
50万前後は上がるだろうとのこと
ただタマホームはもともと国産材をメインにしているとのことで大きな影響はないと営業さんは
言っているようですね(それでも値上がりするようですが,,,)
どちらにしても材木価格の高騰がどの程度するのか不透明な中
ハウスメーカーも赤字を出さないようにある程度多めに見ておくのもあるのかなと思います
しかしながら、材料価格が上がりすぎて購入を諦める・延期する人も出てくるとなると
両者にとってもデメリットでしかありません
冒頭の方で購入検討をする必要がある方を記載させて頂きました
- いまの住まいを出る時期が決まってしまっている
- 子どもの通う学校が決まっていていつかが明確
- 土地を既に購入してしまっている
- 住宅補助金制度をフル活用させたい
上記2つについては、住む場所がなければ生活出来ないため、賃貸に住むよりは良いかもしれません
高騰市場のこの状況がいつまで続くかわかりませんし、その地域に一定期間住むことを決めているのであればなおさらです
また土地購入した場合は年ごとに固定資産税を払わなければなりませんので
税金によっては早めに建ててしまうのも1つの手だと思います
最後の
住宅補助制度について
住宅ローン控除の特例制度は22年まで延長されることになっています
一部延長されていますが内容は現行のままですがこれがずっと続く訳ではなさそうです
近いうちに住宅ローン控除は改正され、控除上限額が下がる可能性があります。
そもそも住宅ローン控除は消費税8%→10%のアップ分を国が金利を一部負担し持ち家を促すのが目的でした
しかし、現在超低金利で1%以下の時代です
控除されている額は増税分以上にお金が還付されてしまっているのが現状です
そこが問題となっていて改正案の1つとして議論されているようですね
毎年12月31日時点の借入残高の1%(上限40万円)を所得税・住民税から直接減額
ハウスメーカーからもらった試算書と自身の計算では3000万の物件(頭金なし)金利0.6%とした場合
約220万程度の控除が現制度では受けられるようです
が
『借入残高の1%』
↓
「借入残高の1%または支払利息総額」のどちらかで計算する方向性になっています
ということは利息分だけが控除対象となる場合
上記の同じ条件で利息は約320万
支払利息総額から計算すると控除額が一年目から10万円台….
ざっくり半額くらいの差が出来てしまうようです
この控除目当てで住宅購入をするのは本末転倒になってしまいますが、
使える制度は使い倒す!という考えでいくと22年度以降の住宅購入の考え方は変わるみたいですね
もし住宅購入を検討している場合、早めに動き出すほうが良いでしょう
しかし注文住宅の場合はいまから打ち合わせ等を入れると日程的にかなり厳しいです
かといって基本一生に一度の買い物ですから妥協するところしないところを明確にして
住みやすい住宅を手に入れるのがオススメでしょうね
ちなみに自分自身も検討をしていますがかなり悩んでいます
ただ私が検討しているのは建売の方なので、まだある物件で良いのを選べばよいのですが、
今年中に希望する物件がなかった場合、いつ買うことになるのか….
家を買うのは、子どもの今後の生活のことも考えて行動する必要があるので難しいですね
以上になります
少しでも参考、もしくは同じ考えの方がいれば嬉しいです
最後になりますがどこのハウスメーカーに行っても
「いまは低金利時代なので頭金なしで購入する方がほとんどですよ!」言われますが
お金と控除を最大限受けるために頭金払わないのと、
まったく貯金がなく頭金なしで購入するのは訳が違うよなと思いました
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